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クラブ・アット・ザ・レギャン1 専属バトラー制の最強ホスピタリティーリゾート [2008 クラブ・アット・ザ・レギャン @ バリ]

ホスピタリティーが素晴らしいリゾートといえば?と聞かれれば、多くの人がアマンリゾートの名を挙げるだろう。日本の老舗旅館にインスパイアされて設立されたこのリゾートには、その高いホスピタリティーを示す数多くの逸話がある。だが、それをご紹介するのは今回の主題ではない。我々が語りたいのは、ホスピタリティーにおて、アマンを上回るほど評判が高いリゾートなのだ。

我々の狭い知識範囲の中での話で恐縮だが、アマンを上回るホスピタリティーを持つリゾートは、2つある。1つはモルディブの「アイランド・ハイダウェイ」。もう1つが今回の主役。バリ島の「ザ・クラブ・アット・ザ・レギャン」だ。

「アイランド・ハイダウェイ」とも共通する、レギャン最大の魅力は、なんといっても専属バトラー制。滞在中は、専属のバトラーが24時間常に面倒を見てくれる。ルームサービスや部屋の清掃はもちろん、観光の手配やレストランの予約、スーツケースのパッキングに至るまで、ありとあらゆる事をお願いできるのだ。

さらに、部屋のミニバー、パブリックスペースのバーやプールサイドで提供されるドリンクはコンプリメンタリー。ホテル内にいる限りはほとんどお金を使う必要がない。チェックアウト時の清算金額を気にすることもなく、リラックスして過ごせる。

実はこのホテル、アマンの創始者である、エイドリアン・ゼッカーが手がけている。ただ、アマンのように辺境ではなく観光客ひしめくレギャンビーチに建てられているし、ヴィラのデザインも、その土地の建築を色濃く反映するアマンとは違い、非常に現代的でスタイリッシュだ。アマンとは全くコンセプトの違うリゾートではあるものの、そのホスタピリティーは、アマンのDNAを受け継いでいる。

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2008年4月、初めて訪れるバリで、我々はこのリゾートを選んだのだった。

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