天空の森1 碧の海に浮かぶヴィラでオンリーワンの滞在を

鹿児島空港から車でわずか20分。
空港の近くといえども山深いこの地に、まさにオンリーワンと言える非常にユニークな宿がある。

山1つがまるごと宿の敷地、その中にわずか5棟のヴィラが点在しているという桁違いの贅沢さ。
敷地内に施設らしい施設はほとんどなく、森や川、そして畑が敷地の大半を占める。
豪華さなどは全くない、というか、豪華さの基準が違うのだ。
こんな宿は、日本はもちろん、世界を見回しても他にはないだろう。



その宿、「天空の森」が第一歩を記したのは1992年のこと。
当時の敷地は、なんの手も入っていない山そのもの。
社長自ら山へ入り、木を伐り竹を伐り、少ない人手で延々とインフラ整備を行うも、しばらくはピクニックのような日帰りのアクティビティに利用するのみ。
宿泊可能なヴィラができ、ようやく宿としての形ができたのは2004年。第一歩から実に12年が経っていた事になる。



ここの魅力は、なんといっても大自然に囲まれたその環境。
木や竹を伐採したといっても、道や畑、ヴィラ用の敷地を整備したくらいで、広大な森林はほとんど手付かずのまま。
大自然に囲まれ、大自然と共に寝起きする、そんな、人間の原点に戻ったかのような滞在が楽しめる。

2014年4月、新緑が色づき始めた森の様子をご紹介していく。