カペラ・シンガポール9 総括

さて、それでは最後にカペラ・シンガポールの感想をまとめておきたい。


カペラ・シンガポールは、シンガポールには珍しく、どこも広々としていて、狭いこの国にはありえないほどの贅沢な空間が素晴らしい。
敷地や客室、あらゆる場所に余裕が感じられ、美しいタナメラや手入れされた庭園も相まって、本当に別世界。
シンガポールには観光地が多くあり、観光をメインに訪れる人が多いと思うが、カペラに泊まるのならば、是非ゆったりとしたホテルライフを目的にしてほしい。


客室は、上のカテゴリを見ればきりがないのがこのホテルなのだが、一番下のプレミアルームで十分すぎるほど。
広さも部屋の雰囲気も、通常ホテルのスイートに十分勝っている。
私はシービューを選択したが、ここの場合はシービューにこだわる必要はないと思う。眺めではなく、ホテル全体の空気感を楽しむところだと思うからだ。
それからレストラン「カッシア」には是非行って欲しい。


今回、プールサイドの居心地がイマイチだったのが唯一残念なところ。
タイミングが悪かっただけと思いたいが、そもそもプールサイドのシッティングスペースが少なすぎるとも思った。
リゾートのプールは、泳ぐためのものではなく眺めるためのものである。