バンヤンツリー・ヴァビンファルのすぐ隣の島には、バンヤンツリーの姉妹リゾートであるアンサナがある。モルディブには2つのアンサナがあるが、こちらはアンサナ・イフル。ハウスリーフに定評のある小さな島だ。
アンサナ・イフルとバンヤンツリーは、定期的に船が往復しており、どちらかのリゾートに宿泊しているゲストならば、自由に行き来ができる。せっかくなので、アンサナも見学しておこう。
アンサナへの船はアライバルジェッティから。すぐ隣の島なので、ものの2,3分で到着する。こちらのアライバルジェッティは、バンヤンツリーのそれと比べ、ずいぶん短い。ということは、ラグーンが狭く、ドロップオフまでの距離が短いということ。
ちなみに、ドロップオフってご存知だろうか?モルディブのような珊瑚礁の島は、ビーチから海に入ると、しばらくは浅瀬が続く。この浅瀬をしばらく沖へ行くと、ハウスリーフと呼ばれる珊瑚の群生地があり、ここを過ぎると急に水深が深くなる。この場所をドロップオフという。下の写真で、海の色が急に変わっている場所がそれだ。
※アンサナ公式サイトより転載
ドロップオフは魚影が非常に濃いので、シュノーケリングに適している。ドロップオフまでの距離が近ければ、手軽にドロップオフでのシュノーケルを楽しむことができるのだ。
アライバルジェッティを進むと、すぐにレセプション、レストラン、バー等のパブリックスペースが固まって配置されている。バンヤンツリーと似た配置だ。島をぐるりと取り囲むようにビーチヴィラがある点も同じ。ただし、バンヤンツリーと比べると、施設、ヴィラ間の距離が近く、狭苦しい感じがある。
インテリアは、ビタミンカラーのビビッドな色合いで、アンサナならではという感じ。ここは好みが分かれるところだろう。落ち着いた雰囲気のバンヤンツリーとは、随分印象が違う。
※アンサナ公式サイトより転載
我々はここでもモルディビアンサンライズを頂き(全然味が違う!)、我らがバンヤンツリーへと帰ったのだった。