アマンプロのあるパマリカン島へ行くには、まずはマニラへと渡る必要がある。
パマリカン島までの国内線は、マニラからしか出ていないのだ。
マニラまでは、羽田空港から約4時間半。
ニノイ・アキノ国際空港に到着したら、もうアマンプロには着いたも同然。
到着ゲートにはアマンプロのスタッフが待機していて、リゾートへの道のりはもうお任せなのだ。
ゲートを出た所で、アマンプロの札を持ったスタッフが待機している。
スタッフの先導で、すぐに待機していた車に乗る。
国内線の発着場まで、一度外に出てマニラの街を10分ほどドライブするのだ。
ちなみに、空港でスタッフに荷物を預けたら、もうリゾートの客室に着くまで預けっぱなし。もちろん、すぐ近くには置いておいてくれるから、何か取り出したい時なんかはスタッフに一声かければいい。
国内線の発着場についたら、まずは荷物の検査。でも、ここももちろんスタッフにお任せ。
自分で持っている手荷物だけを検査してもらい、ほぼスルーで検査を突破。
手荷物検査を抜けると、簡易的な待合所があり、この先はすぐ滑走路になっている。
アマンプロのゲストには、専用のラウンジが用意されている。
ちなみに向かい側はエルニドリゾートのラウンジ。
ミニロック等いくつかのリゾートが同じ経営になっているようだ。
ここでラウンジを使えるのは、アマンプロとここだけ。地元の利用者は外のスペースで待っているようだった。
やや後ろめたさを感じながらラウンジへ。
と、その前に体重測定。パマリカン島までの飛行機は、小型サイズのプロペラ機なので、機体のバランスを取るために体重を量るのだ。
一見体重計に見えないこの上に乗ると、「OK」と一言。数値は見えないようになっているから、体重を気にしている人でも心配いらない。
体重を量り終わったら、すぐにラウンジの中に案内される。
飲み物と軽食がサーブされ、出発の時間までゆっくりと過ごす事ができる。
ラウンジは思ったよりも狭かったが、この時は我々以外にはゲストがいなかった。
この棚には、雑誌や新聞が並んでいる。
しかし、一番心惹かれるのは…
このコーナー。
世界各地にあるアマンリゾーツのブローシャーだ。
さらにアマンプロのディレクトリーも置いてあるから、到着前にリゾートの様々な情報を見る事ができる。
壁にはフィリピンの地図がかかっている。
パマリカン島の大体の位置は把握していたが、探すのにかなりの時間がかかってしまった。
パマリカン島までのフライトは1日3便しかなかったので、ここで過ごす時間はかなり長くなる場合がある。
我々の場合、2時間弱をここで過ごしたが、ブローシャーとディレクトリーのおかげで全く退屈する事がなかった。