バリ島、アリラ・ヴィラズ・ウルワツのパブリックスペース紹介。
最後にこれまで紹介しきれなかった施設をまとめてご紹介する。
こちらはスパ。
今回スパを利用する事はなかったが、その空間のスタイリッシュさにひかれ、少しだけ覗かせてもらった。
ここが受付。
奥にいるスタッフに写真を撮っていいか尋ねると、笑顔で「OK～」と返してくれた。
この一角には、オリジナルのスパプロダクトが販売されている。
ヴィラに置いてあるシャンプーや石鹸も置いてあった。
写真を撮らせてもらったお礼というわけではないが、お土産用に石鹸のセットを購入した。
ヴィラのアメニティとは違う、5種の香りの石鹸だ。
そしてこちらがライブラリー。
とてもスタイリッシュでカッコイイ空間なのだが、如何せん空調ゼロで暑い…。
アリラ・ヴィラズ・ウルワツのパブリックスペースは、基本的にどこも空調は入っていない。ここ以外のスペースは、ほとんどがオープンエアーなのであまり気にならないが、ここは完全にクローズドなので、とても居られたものではない。
リゾートのライブラリーと言えば、各言語の文庫本が置いてあったりして実用的な施設なのだが、ここは写真集を中心に見栄えのする本ばかりが置いてある。
つまりはオシャレスペースとして存在しているだけで、実用的な施設にしようとは考えられていないものらしい。
それでも、WOHAの建築についての本など興味深い本があり、暑さに耐えきれなくなるまでの間見入ってしまった。
サンセットカバナは、レストラン「Wrung」がある側のプールサイドからアクセスできる。
他のカバナと比べて、かなりサイズは大きい。
この時は中国人カップルの結婚式が行われていたようで、こんなウェディング仕様になっていた。
そしてパーティーが行われている「Wrung」と、その周囲のカバナは貸切で利用できなかった。
普段はこのように、ソファがたくさん並べられている。
こちらはプールサイドのカバナ。
この通り全体にマットレスが敷き詰められている。
横からの写真でわかるように、このサンセットカバナは先端が崖からはみ出しているので、ここからの眺めは最高だ。
その景色を眺めに、ここにはひっきりなしに人が訪れる。
カバナ先端からの眺め。
まさに宙に浮いているような感覚で、なかなか迫力がある。
崖の下には小さいがビーチがあるようだ。
ただ、同じウルワツにあるブルガリやカルマ・カンダラのようにゴンドラ等の乗り物はなく、歩いて上り下りするしかないようだ。
こちらはもう1つのレストランに比べると、少し落ち着いた雰囲気。
「The Warung」とプールを挟んだ反対側にあるのが「CIRE」。
こちらは東アジア料理が中心。
「The Warung」とは対照的に、こちらはオープンエアーの席が中心。
ここはメインレストランという位置づけで、朝食の会場にもなっている。
朝食はブッフェではなくメニューから注文する方式だが、料金は定額制になっている。
座席からは、パブリックプールやサンセットカバナ。その向こうに広がるインド洋といった、このリゾートを象徴するような景色を楽しむ事ができる。
レストランのトイレは少し驚いた。
一部オープンになっていて、水盤に水が流れ込む音が聞こえる爽やかなトイレだが、水盤の中に少し違和感が…。
水盤の中には、このような人の頭の石像がたくさん。
見られている感覚が気になる…
ここには彼らの姿はなく一安心(?)
ヴィラはデザインはもちろん、非常に使いやすく、よく考えられているなと感じた。
男女別に用意されたアメニティや3方向からのシャワー等色々工夫されているのも楽しいし、大きなデイベッドや海の見えるカバナなどリラックスできるスペースにも事欠かない。
ヴィラからの海の眺めはあまり期待できないが、そこはこのリゾートに期待するところではないだろう。
サービス面はどうか。
実は、これもバリらしいといえばらしいところなのだが、ちょっとしたうっかりミスのようなものはたくさんあった。
だが、ここで特筆すべきなのはそこではなく、きちんと組織としてサービスの質を高めようとしている事を評価しておきたい。
例えば既にご紹介したヴィラ専用のタブレット。これでなんでもできてしまう事がそもそもすごいのだが、これを使って何かリクエストすると、必ずすぐにレスポンスが返ってくる。これはどこかでコールセンターのように常に人が張り付いて管理している事を伺わせる。
リゾート内を移動するバギーも、必ず1台はパブリックスペースの入り口に待機するようにしているようで、ヴィラに帰る時は拾いやすいし、ヴィラから呼んでもすぐに来る。
リゾートのスタッフというのは入れ替わりが多く、じっくりと人を育成している時間などないようだ。
だから、このような仕組みをしっかり整えておいて、スタッフの質に左右されないようにしている点は非常にすばらしいと思う。
