マーレを出発して50分ほど経った頃見えてきたこの島…。
どうやら島の形がラームとは異なるようだ。
そういえば途中で「ニヤマ」に寄ると言っていたのを思い出す。
「ニヤマ・モルディブ」は、昔訪れた
フヴァフェンフシの姉妹リゾート。
水中クラブがある事で知られる、なかなかユニークなリゾートだ。
水上飛行機が複数のリゾートに行くゲストを一度に乗せる事があるという事は、よく知られている。
ではここで、ニヤマに宿泊するゲストを降ろしていくのだろう。
しかし、ジェッティに停泊しても誰も降りる気配がない。
ニヤマ側も、ゲストを迎えるという雰囲気ではない。
どうも、給油に寄ったというだけで、ニヤマで降りるゲストはいないようだ。
後で聞いたところは、水上飛行機は性能が上がってきてはいるが、まだまだ80分を一気に飛ぶ事ができるものはなく、ラームまで行くには一度どこから給油する必要があるようだ。
10分ほど停泊した後、飛行機は再び動き出す。
給油の間、エンジンが止まって冷房もストップしてしまうし、波に揺られて気持ち悪くなってしまった。
酔いやすい長男君がずっと寝ていてくれたのはラッキーだった。
途中で下に滑走路が見えてきた。
おそらくタア環礁のティマラフシ空港と思われる。
海に浮かぶ滑走路は、なんだかシュールな感じがする。
少し雲が出てきたな、と思ったころ見えてきたあの島…。
ついに着いた!シックスセンシズ・ラームだ。
飛行機は島をぐるっと一周するように回り込んで、どんどん高度を落としていく。
着水!
普通、ここからボートに乗り換えるために、沖に浮かぶ中継地点へと向かうのだが、飛行機はビーチへと向かっていく。
なんと、そのままドン!とビーチへ乗り上げ停止してしまった。
ダイレクトにビーチへ到着!ゲストは裸足で浅瀬へと飛び降りる。
これまで数多くのモルディブ旅行記を見たが、水上飛行機がビーチに直接着くというのは聞いた事がない。
「No News, No Shoes」のシックスセンシズならではの、すごい演出だ!
興奮が収まらないまま、GMと日本人スタッフのジュンコさんに迎えられる。
我々が少し疲れている事を見て、すぐにヴィラへと案内してくれた。
本来なら、リゾート内をカートで案内してもらいながらの移動になるようだ。
今回我々が予約していたのは、「Lagoon Beach Villa with Pool」。
この雰囲気。まさにシックスセンシズ!
このアプローチを見ただけで、すぐにこのヴィラが気に入ってしまった。
次回から、ヴィラの様子を詳しくご紹介していく。
リゾートが建設されるのは、決まって自然以外には何もないような僻地。他のホテルチェーンが建てたリゾートが密集しているような地域からは外れているのが常だ。
さらにリゾート建設にも自然を破壊しないように最大限の配慮がされるため、地形や元々そこにあった樹木はほとんどそのまま残される。
リゾート内に建てられた建物も必ず木造で、ナチュラルな雰囲気を保つために人工物は徹底的に見えないようになっている。一目見ただけでシックスセンシズだとわかるほどだ。
オーガニックを追及するあまり、リゾート内に畑を作ってしまったり、リゾート内の移動は電動カートでなく、ゲストにも自転車の使用を強制してしまうなど、少々行き過ぎなのではないかと思えるほどだ。
モルディブでのシックスセンシズの歴史は、ソネバ・リゾートの誕生とともに始まる。
元々ナチュラル志向だったその哲学は、ソネバによってさらに洗練されていき、シックスセンシズにも取り入れられていく。
ソネバの創業者であるソヌ氏は、シックスセンシズから手を離し、ソネバリゾートの経営に専念する事になるのだが、それでもシックスセンシズは哲学を曲げずに進化していくことになる。
そして、リゾートが一切存在しないという実にシックスセンシズらしいチョイスといえる、ラーム環礁に誕生したのが、シックスセンシズ・ラームだ。
まさに手付かずの自然が残り、海にはイルカが跳ねるのが見えるという恵まれた環境にあり、農園や秘密基地のようなヴィラなどシックスセンシズらしい仕掛けも満載。
さらに近年水上エリアがさらに充実し、プール付きのヴィラが次々誕生。ラグジュラリーさもパワーアップし、どんどん進化している。
ますます注目度が増すシックスセンシズ・ラームを詳しくご紹介していく。
これも例年通り。クラウンプラザ・チャンギエアポートに1泊。
翌日朝のフライトで、昼にはマーレ・イブラヒム・ナシール国際空港に到着。
ここからリゾートまでの交通手段は、リゾートの場所によって異なる。
シックスセンシズ・ラームは、国内線でのアクセスのはずだが、ここで水上飛行機での移動となる事を告げられる。
後で確認したところ、ラームは確かに国内線でのアクセスなのだが、最近試験的に水上飛行機も導入しているとのこと。
ただ、案内されたのは国内線のターミナル。2階のラウンジに通される。
普段水上飛行機を使わないラームは、水上飛行機ターミナルのラウンジを使用できないという事だろうか。
かなり席数の多いラウンジ。
席に案内されると、無料で使用できるwifiのパスワードが渡される。
目立つのは中国人の姿。モルディブを訪れる中国人は、かなり減っていると聞いていたが、それでもまだまだ多いようだ。
軽食が用意されているが、中国人の集団が到着すると、このスペースが彼らで埋まり、一気になくなってしまう。
一時間と少し待った後、バスに乗せられ移動。
空港の滑走路をぐるっと回り込んで水上飛行機ターミナルへ向かう。
以前水上飛行機に乗った時も思ったが、ここのアクセスはもう少しなんとかならないのだろうか。
直線距離ではかなり近いと思うのだが、滑走路の外側を回り込んで行くため、かなりの遠回りになってしまうのだ。
到着したのは、このような待合スペース。
一昨年コンスタンス・ハラヴェリへ行った時とは異なるターミナルで、こちらの方が新しいように見える。
奥へ行くと、水上飛行機が離発着する桟橋が見えた。
この光景はモルディブらしくてワクワクする。
ここで渡されるのがこの袋。
水上飛行機に乗っている間に、履いている靴をこの中に入れるよう指示がある。
ゲストはリゾートに到着する前に靴を脱ぎ、滞在中はずっと裸足で過ごすのがシックスセンシズのコンセプトの1つ。
元ソネバのギリ・ランカンフシでも取り入れられていた「No News, No Shoes」が、ここでももちろん導入されているのだ。
このターミナルには、ジェッティが1つしかないようだ。
手前側に停泊しているこの飛行機に乗り込む。
中は狭く、ぎゅうぎゅう詰めといった感じ。
人口密度が高いうえに最初は冷房も入っていないので、ひどく蒸し暑い。水上飛行機は、正直快適とはほど通り乗り心地だ。
なお、荷物は基本的に機内の後ろに集められてしまうので、手元には本当に小さな物しか持ち込めない。子連れの方等、何かと手荷物が多い人は注意してほしい。
さぁ、離水(?)!
マーレのビル街を横目に、一路南へ。
リゾートまでは、80分ほどかかるらしい。この狭い飛行機で80分はつらいな、とこの先の道のりに思いをはせる。
それでもこの美しい環礁の景色を眺めながらのフライト。そんなに長くは感じないはず。
子供たちの様子が心配だったが、2人とも寝てくれたようで静かだった。
晴れていればほとんど揺れがないので酔う心配はないのだが、小さな子供にはハードな環境だと思う。
暑くて狭いのもあるが、手荷物がほとんど席へ持ち込めないので、気を紛らわせるおもちゃ等がほとんど使えないのだ。
さて、50分ほど飛んで、だいぶ南へ来たと思った頃、飛行機は高度を落とし始めた。
もう到着?
エントランスには、シックスセンシズといえばコレ。のハリネズミ型足の砂落としが。
ヴィラの中に入ると目に飛び込んでくるのはベッド裏のベイシン。
旅行カバンを模したシンクは有名なので、ラームに来たんだなぁという気になってくる。
写真中央の扉が、エントランスの扉。左側に見えているのがベッドのヘッドボード。
このように、ベッドルームの水回りスペースは少し段差があって高くなっている。
まずは下に降りてベッド周辺のスペースをご紹介する。
部屋の中央にはキングサイズのベッド。
ナチュラルな風合いが非常にシックスセンシズらしい。
上から吊り下げられている蚊帳は、ターンダウン時に降ろしてくれる。
天井にはファン。これも帆布のような布でできたナチュラルな感じ。
ベッドルームだけ見ると狭いようにも見えるが、アウトサイドスペースが非常に充実しているので、全く気にならない。
大人2人、子供2人での滞在なので、エクストラベッドを入れてくれた。
なんとこちらにもちゃんと蚊帳がついている。
この大きな窓から、外の緑が見えるのがいい感じ。
こちらはビーチ側のデイベッド。ちゃんと蚊帳もついている。
フルハイトに近い大きな窓から外のビーチや海も見える。
窓際のライティングデスクは小さめ。
フルーツやクッキー等、コンプリメンタリーのスナックや、ディレクトリーにリゾートからのレター類。チェックイン時既に雑多な物が置いてあるが、ちゃんと別の場所に収納するスペースがある。
我々の場合、デスクはどうせ使わなので散らかりっぱなしだ。
カバンの形をしているだけではなく、こうやって閉める事もできる。
この意味のないこだわりが好き。
引き出しの中にはドライヤー。さらに下にも棚があるが、こちらはタオルを置くのが中心になる。
この後ろには扉が3つ並んでいる。
真ん中はトイレ。両側がクローゼットになっている。
その両脇にはソファがあるが、ここでくつろぐ事はほとんどないので、どうしても荷物置きになってしまう。
クローゼットの中には、色々と用意されている。
ビーチバッグや日傘、日焼け止め系ローションのボトルといった、滞在中に使えるグッズが中心だ。
反対側のクローゼットにはバスローブ。
トイレはこんな感じ。
便座に木が使用されているのがシックスセンシズらしい。そういえばギリ・ランカンフシも同じ木の便座だった。
ペーパーホルダーは、こんなナチュラルなデザイン。
使うだけで楽しくなってしまう。
ベッドルームに戻ろう。
ベッドサイドには電話とメモ類。電化製品のリモコンは引き出しにしまってある。
電話は、自分たち担当の、GEMと呼ばれるスタッフの携帯電話に直接かける事ができる。
我々の担当GEMは、日本人スタッフのジュンコさん。滞在中、全ての用事はジュンコさんに頼む事ができ、リゾートからの全ての連絡も同じ。言葉が通じにくくて困る事がなく、快適な滞在だった。
こちらにはティッシュと何やら三角形の置物。
これはベッドの上に置いておくと「シーツ不要」サインとなる。
我々の場合、シーツは汚したりしていない限りは全く交換なしで良いくらいなので、これは率先して利用したいところ。(ただ、毎回置き忘れてしまうのだが…)
ベッドのすぐ横の壁には、ミニバーが埋め込まれている。
コーヒー・紅茶・水はコンプリメンタリー。冷蔵庫の中にある一部のドリンクも同様で、無料の物には札がついていて、それとわかるようになっている。
先ほど見たベッドサイドの引き出しにはテレビのリモコンも入っていたが、テレビの姿がないのがずっと気になっていた。
最後の夜にテレビの事を思い出し、ヴィラの中を捜索したところ、ライティングデスクの上部になにやら違和感が。これはもしや…。
やはり中にテレビが収納されていた。
右側には蝶番がついているから、角度は自由に変える事ができる。
なお、レセプションの2階にあるライブラリーでDVDを借りてくる事もできる。
少し下へ下った所がバスルームになっている。
バスタブは、小さすぎず大きすぎず、ちょうど良い大きさ。
バスタブの隣にはソファ。
バスルームのソファは、座る事なんてないだろうと思いながらも、意外と使いでがある。
着替えを置いておいたり、タオルを置いておいたり。
ソファの下には、亀の形をした蚊取り線香入れ。
隣にある籠には、使用済のバスタオルを入れておく。バスタブに入れておくよりも、この方がスッキリする。
ブラインドのような格子から光が入って明るいバスルーム。
ファンもあって、かなり気持ちのいい空間だ。
このバスルームはデザインも使い心地も素晴らしく、非常に気に入った。
バスタブの反対側には、シャワーブース。
ハンドシャワー、固定式とレインシャワー。3つとも備えた完璧なもの。
少し滑りやすいので注意が必要。
シャンプー類はナチュラルなものらしく、ほとんど泡立たない。
まぁこれもシックスセンシズらしさだと思って、そんなところも楽しんでしまいたい。
こちらにもシャワーが用意されている。
外に通じる扉があり、海やプールから帰ってきた時に使う事を想定しているようだ。
こっちはレインシャワーのみ。
シャンプー類はこちらにも同じものがきちんと用意されている。
外のプライベートプールからバスルームへの通路はこうなっている。
濡れた足で砂の上を歩くと、べったりと砂がつくので、遊び心たっぷりな丸太で対処されている。
バスタブの格子扉を開け放つと、さらにオープンな気持ちのいいスペースになる。
階段を登ってみよう。
こうやって登っていくだけで何故かワクワクしてしまう。
登って左側。アウトドアダイニング。
右側にはデッキチェアとテーブル。
屋根が小さめなので、時間帯によってはどちらかには陽があたってしまう。
ちなみに、このスペースは完全に屋根のない部分が多いが、下のバスルームは屋根がついていて、雨が降っても安心できる。
ここからは、ヴィラのプライベートプールがよく見える。
この先にはビーチと海が見えるが、生い茂る草木に邪魔されて、少ししか見えない。
こういったアウトドアスペースは、蚊の存在が気になってあまり長居できないというのがリゾートでの常。
しかし、このリゾートにはほとんど蚊がおらず、どこにいてもゆっくりとくつろぐ事ができた。
リゾート内の害虫駆除作業は、毎日夕方頃に行われる。この時間帯は機械音とともに煙が充満する。
サステナブルと言いながら、相当強い殺虫剤を使っているのではないかと疑い、それとなくスタッフに聞いてみたところ、害虫駆除も環境負荷の少ないナチュラルな手法を使っているとのこと。
2階レベルの高さではあるが、周囲は緑に囲まれている。
このおかげでプライベートが保たれているし、景色もなかなかのもの。
余談ではあるが、緑の森に囲まれる環境というのは、ヨーロピアンが特に好むシチュエーションらしい。
このダイニングは、昼は日が当たって使えず、夜は暗すぎて使う事ができなかった。
ヨーロピアンなら陽射しを気にせずここを活用するのだろうか。
なお、このリゾートのゲストはヨーロピアンが一番多く、およそ7割程度という印象。
日本人はお盆時期に当たるのに1割にも満たず、あとは中国人が2割程度いたと思う。
サービスの内容や食事等を見ると、欧米人好みな感じで、この構成はなるほどと思わせる。
バスルームとの位置関係はこんな感じ。
この屋根のあるスペースでくつろぐのが、この上なく快適だった。
蚊さえいなければ、私は海とビーチの見えるアウトドアスペースが大好きなのだ。
ヴィラで淹れたコーヒーを持ってここへ登り、本を読んだりぼーっと海を眺めたりするのが、今回の滞在の定番となった。
深さは1.2mとアジア人にも安心。
それなりに泳げる、いいサイズのプールだ。
プールの先にビーチ、そして海。このシチュエーションにずっと憧れてきた。
プライベートを守るため、ヴィラとビーチの間に目隠しがあるリゾートが多いのだ。
理想のプライベートプールに、ついに出会う事ができた。
このデッキチェアからの景色が最高。
プールで泳いで、ここでしばし休憩。この繰り返しで一日が過ぎていく。
プールのすぐ先には美しいビーチ。
ちょうど海に岩場があり、午前中の潮が引いた時間帯には写真のように露出してしまう。
ただ、この岩場で生き物を探すのも楽しいもの。
ラグーンビーチヴィラがあるビーチには、左右に水上ヴィラのジェッティがある。
私は水上ヴィラが浮かぶラグーンの景色が好きだが、何もない海が好きな人はオーシャンビーチヴィラを選ぼう。
オーシャン側の方がハウスリーフも近く、シュノーケリングもしやすいはず。
プールサイドにあるテーブルと椅子。
手作り感のあるデザインがうれしい。
ヴィラ側にあるデイベッドもいい感じ。
ここは日蔭になっているので、ビーチを眺めながらゆっくりくつろぐ事ができる。
ヴィラへの入り口には、ここにもハリネズミ君。
このデイベッドからの景色が大好きだった。
背の高い椰子の木が南国ムードを高めてくれる。
このプールが快適すぎて、暇さえあればここで泳いでいた。
ラームには、パブリックプールもあるが、そちらにはあまり行かないくらいここが気に入ってしまった。
珍しくビールなんか飲んでみたり。
滞在中、これ以上ないくらいにこのプールを堪能し尽くしたのだった。
島内はヴィラに用意された自転車を使って移動するのが基本。
我が家の次男君はまだ自転車に乗れないので、ご覧の通り荷台に。
このほかにバギーを呼ぶ事もできるが、台数は少なく待たされる事もしばしば。
これはチェックイン時に渡される島の地図。
パブリック施設は白丸に黒文字の数字で表されているから、その全てが西側に固まっているのがわかるだろう。中でも、北西(地図左側)の水上に作られたエリアに、かなりの数の施設が密集している。
まずはこの水上エリアをご紹介していこうと思う。
水上エリアには、バギーでも自転車でも入れないのでどちらも桟橋に差し掛かる前に降りなければならない。
自転車の場合は、その手前に大きな駐輪場がある。駐輪場はパブリック施設の全てに用意されているが、ここのはかなり大きく、訪れるゲストの数が多い事をうかがわせる。
このあたりの道は、少し人工的に整えられた感じもする。
ワイルドな客室エリアの道とは少し様子が違うようにも思える。昔流行った巨大迷路を懐かしく思い出した。
巨大迷路のような道を抜けると、一気に視界が広がる。
広いビーチの上を蛇行する桟橋の先に多くの施設が密集している。
施設が密集するエリアの入り口には、こんなナチュラルな風合いのオブジェが。
シックスセンシズらしくて、なんだか嬉しくなってくる。
なお、「MARUHABAA」はディベヒ語で「ようこそ」の意味。
このサインはちょっと数が多すぎないか…。
それでもリゾートの雰囲気に合っていて非常に絵になる。
このあたり、夜はとても暗くなるのでご注意を。
暗いのは島内も同じで、このあたりは環境に配慮したシックスセンシズらしい設定といえる。
水上エリア入り口にあるここは、アライバルジェッティ。
我々は水上飛行機で来たため使わなかったが、国内線の空港からボートでアプローチした場合は、ここに到着する事になる。
日が暮れてきた時の雰囲気はなかなかいい感じ。
