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柳生の庄8 総括 [2014 柳生の庄 @ 修善寺]

さて、それでは柳生の庄についての感想をまとめておく。

まず、なんといってもここは建物に関してのこだわりがすごい。
建築の技術に関しては、正直専門的な事はわからないが、どの空間を切り取っても、美しく演出されている事がわかる。
宿に上質な空間を求める人にとっては、かなり満足度は高いのではないかと思う。
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サービスについても、非常にスマートな対応でほとんど非の打ち所がない。
ただ、最近の旅館のプライベートを重視した対応に慣れている人には、ちょっと戸惑いを覚える事があるかもしれない。
最近の温泉旅館は、プライベートを重視し、呼ばれるまでは部屋に来ないという場合が多い。
そうでなくとも、スタッフの入るエリアとプライベートなエリアを完全に分けている。
入浴を含め、部屋の中で過ごすゲストが多い事から、このようにしているのだと思う。

柳生の庄の場合は、このどちらでもなく、担当の仲居さんは何度も部屋の中に入ってくる。
パブリックスペースのほとんどない宿で、部屋の露天風呂もかなり広いので、もう少しプライベートを重視した方がいいのかもしれない。
ただ、その分色々と細かく世話を焼いてくれるので、こちらの方が好みだという人もいるだろう。
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最後に、どうしても触れないわけにはいかないのが、修善寺駅に到着した際の出来事…。
正直、行ったタイミングが悪かったというのが一番だと思うし、宿としても対応が難しい所だったと思う。
ただそれでも、最後にゲストを突き放すような対応だったのは、どうしても評価する事はできない。
どうがんばっても駅までの送迎が確保できないというのならば、ゲストが駅まで来てしまう前に、宿までたどり着けない可能性がある事を説明しておくべきではないだろうか。
部屋数の多い大箱ホテルではないのだから、全ゲストに連絡を取る事はそれほど難しい事ではないように思う。この点さえなければ、非常に満足のいく滞在だっただけに残念であった。
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