コンスタンス・ハラヴェリ15 総括

2014年のモルディブ旅行もこれでおしまい。



去年はプールで水遊びしたり、ヤドカリを捕まえて集める事ぐらいしかできなかった子供たちも、シュノーケリングに初挑戦して魚を見る事ができたり、大きなカニを捕まえ(てもらっ)たりと、楽しみ方の幅も大きくなってきた。
家族旅行としては大満足の旅行だった。



さて、コンスタンス・ハラヴェリの感想としては、非常にうまく設計されたリゾートだという印象を受けた。
既に少し触れたが、島内エリアはファミリーに、水上エリアはカップル用に最適化されているのは感心した。
ハネムーンで行く場所という印象が強いモルディブだが、最近は欧米や中国を中心にファミリーのゲストも増えてきている。
どのリゾートも、ファミリー用のヴィラを作る等して対応しているが、この2つのグループはあまり相性が良くない。
子供NGのリゾートも珍しくないくらいで、お互いがお互いの事を邪魔に感じていると思う。
そんな状況の中でハラヴェリの対応はうまいやり方だと感じた。
それも、予約を制限しているというわけではなく、自然と分かれるように考えられているのがスゴい。



リゾートの施設も、あって欲しいものがきっちりと揃っていて安心できる。
全室プール付きなのも嬉しいし、アウトドアシャワーやビューバス等、ヴィラにはモルディブのリゾートらしい設備がちゃんと揃っている。
パブリックスペースも、ビーチ沿いの夕陽も見えるレストラン・バーや美しいプールあり。水上レストランやスパもあり完璧。ハズレのないリゾートだと思う。
欲を言えば少し平均的というか、インパクトに欠ける部分はあるが、初めてのモルディブなら、是非お勧めしたいリゾートだ。



それから、行ってみてわかったのは、中国人が少ないというかほとんどいない点。
今更言う事でもないが、モルディブでは一部の中国人の振る舞いの悪さがよく話題になる。私自身は経験がないのだが、かなりひどい例もあり、露骨に避けている人もいるようだ。
ハラヴェリに滞在していると、中国語はよく聞こえてくるが、これは香港か台湾のハネムーナーということ。
よく話題になる、中国人の一族郎党引き連れて来たような大グループは、ここでは全く見られなかった。

ただ、我々が滞在する少し前に赴任したという日本人GROのマキさんは、中国で働いていた経験もあり中国語が堪能。
これから中国マーケットを拡大していく準備なのかもしれない。今後も中国人が少ないままかどうかはわからないので注意してほしい。
注意といっても、特定の国籍の人を制限するような事は人種差別にもつながりかねないので、仮にやっていたとしてもリゾート側は絶対に公にしない事だ。リゾート側に問い合わせても教えてくれないから、通常ゲスト側は知る事がない。



最後は少し脱線してしまったが、コンスタンス・ハラヴェリの紹介はこれで終わり。
次回からは、シンガポールで滞在したホテルをご紹介しようと思う。