三部牧場のツリーハウス15 総括

それでは、最後に三部牧場での滞在についてまとめておきたい。

三部牧場がどうこうというよりは、今回はどうやら最悪に近いコンディションでの宿泊になってしまったようだ。
自然豊かな場所であり、さらにそれを十分に活かしたアコモデーションであるからこそのデメリットを、まともに受けてしまったような滞在だった。
もちろん、これは三部牧場及びツリーハウスの価値を貶めるものではなく、このような事もあり得るという、事実そのものでしかない。

ツリーハウス自体は、これが手作りである事が信じられないようなクオリティで、オーナーの情熱には本当に頭が下がる。
この宿泊事業自体も含め、鹿追町の観光や酪農事業そのものへの貢献度も、かなりのものではないかと思う。


牧場の片隅を借りるという形態でもあり、民泊やグランピングに近いようなイメージであり、ここに滞在する際には、その旅行の意味合いをしっかりと設計して行く必要がありそうだ。
何でもそろっているというわけにはいかないので、何があって何がないのか、事前にしっかりと確認しておく事をお勧めする。
とはいえ、ゲストが快適な滞在をできるように色々と準備してくれている事は間違いない。

個人の別荘に近い形態という事で、小屋場只々の事を思い出したが、ここのオーナー夫妻は我々にも子供たちにも本当に優しく、牧場の業務で忙しい中色々対応してくださった。
こういった民泊に近い形態の宿は、オーナーとの相性という所も重要になってくるので、この点は非常に嬉しい部分だった。